後工程(実装・テスト)
プロダクトエンジニア(製品技術)
最終更新:2026-09-21
この職種は何をするのか
プロダクトエンジニア(PE)は、工程ではなく「製品」単位で責任を持つ職種です。担当する製品のウェハテスト・最終テストの結果を見ながら、歩留まり・品質・テストコストの目標を量産の最後まで守ります。設計・テスト・前工程・顧客の間で情報をつなぐ立場で、日本では「製品技術」と呼ばれることもあります。
仕事内容
テストデータの解析
ウェハマップやビン分類、パラメトリック測定値を解析し、歩留まりの変動がどこから来ているかを切り分けます。前工程由来なら歩留まりエンジニアに、テスト由来ならテストエンジニアに引き継ぎます。
テスト条件の最適化
不良の見逃しを増やさずにテスト時間を削る、マルチサイト化や適応テストの導入を検討します。テスト時間はチップ原価に直結するため、数秒の短縮が大きな効果を持ちます。
量産立ち上げと規格の設定
試作から量産への移行で、テストの合否判定規格を実力値に合わせて設定し、出荷品質(DPPM)の目標を満たせるかを確認します。
顧客不良への対応
顧客から不良品が返却されたら、テストデータを遡ってなぜ出荷されたのかを調べ、故障解析・品質保証と組んで対策を打ちます。
担当する工程・装置
必要になる知識・用語
主な企業
関連する技術比較
よくある質問
テストエンジニアとの違いは何ですか?
テストエンジニアはテストプログラムとテスト環境を作る専門家で、プロダクトエンジニアはそのテストの結果を使って製品全体の歩留まり・品質・コストを管理します。前者は「どう測るか」、後者は「測った結果で製品をどうするか」を担います。
ファブレス企業にもいますか?
います。ファブレスでは自社に工場がないため、ファウンドリやOSATのデータを受け取って歩留まりと品質を管理するプロダクトエンジニアが、製造側の窓口として特に重要になります。
必要なスキルは?
テストの基礎知識に加え、大量のテストデータを扱うデータ解析力が中心です。社内外の多くの部門と調整する場面が多く、技術的な説明力も求められます。